2019 映画備忘録

お久しぶりです。

2019年映画備忘録です。ほぼ自分用ですが、何かの参考になればと思い公開します。

 

2019年映画

劇場 22本

旧作 229本

計 251本

 

大学4年生は就活やら卒論やらあるから観る時間なかなか無いのかなと思っていたけど、就活も卒論も割とスッキリ終わったのでたくさん観てました。

何となく250本観れればいいなーと思っていたから超えてよかった。来年からは仕事始まるから全然観られないんだろうなあ・・・

 

自分的新作ベスト5と旧作ベスト5の映画紹介します。

 

新作ベスト5

第5位 『ラスト・クリスマス

12月に入ったら急に街並みはクリスマスの雰囲気になって、なぜか私もその波に飲み込まれてしまって、謎にクリスマス気分になる。そして私の場合はクリスマス映画を観漁る。ちょうどよく劇場公開していたこの作品、どうせクリスマスラブコメなんだろうなと予告編全く観ずに観ました(クリスマスラブコメ大好きなのでね)。

そしたらさあ、まあラブコメではあるんだけど、なんと、人種問題、移民問題、社会問題、LGBTなどなど、ただのラブコメではなかった!クリスマス映画なんだから現実を忘れて頭空っぽにして観られるようなものかと思ってたんだけど、全然違った。普通に泣けます。いい意味で裏切られた映画です。今、こうやって生きていられることに感謝。

Wham!Last Christmasというあまりにも有名な曲、この映画を観てから聴くとまた違った聴こえ方になります。この映画はほぼ全曲Wham!なんですけど、この映画におけるLast Christmasってそういう意味か・・・!となります。

 

第4位『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』

ハッピー映画。女子応援映画。元気がないときに観る映画。観た後に元気になること間違いなし。お疲れな時に観ると、前向きな気持ちになれる。

自分に自信を持つことってすごく大事。私なんて〇〇だから・・・と自分に自信がない皆さま、自分が自分を好いてなかったら誰が好いてくれるの?ネガティブな友達とポジティブな友達、どっちと一緒にいたいかと聞かれたら私はポジティブな友達の方がいい。

自己顕示欲を高めるのってすごい難しいけど、高ければ高いほど自分の人生が楽しくなると思わない?私の人生の主人公は私だから、私が生きたいように生きてやる。

特に女性におすすめです。

 

第3位『アラジン』

ディズニー映画ってさあ・・・いいよね・・・ほぼ100%ハッピーエンドだし・・・

ディズニー映画は最近実写化が多くて、これ実写化すんなよみたいな作品もあるんですけど、これは実写化してくれてありがとうございますって感じのクオリティです。映像がありえんくらい綺麗。期待を全く裏切らない。

アラジンもジャスミンもはまってて、美男美女すぎて眩しい。尊い。そして、ジーニー役のウィルスミスが最高すぎてしんどい。めっちゃはまり役やん。

歌もとっても良い。A Whole New Worldという名曲をはじめ、様々な素晴らしい曲がたくさん聴けます。私は映画観終わった後死ぬほどサントラ聴いてました。

良くも悪くも「いい映画」が観たいって時に観るべき。全く裏切られない。

 

第2位『ジョーカー』

まあ、これは2019年映画を語るうえで外せない作品ですよね。

観るととっても苦しくなる。何が善で、何が悪か、そんなのは人によって違くて。私にとっての悪は、あの人にとっては悪じゃないかもしれない。そんな世の中、くそったれだ。「普通」って何?あなたにとっての「普通」を押し付けないで。

人を笑わせるのと人に笑われるのって結構違くて、笑わせたいのに笑われた時の苦しさって笑った奴らには絶対にわからない。わかるわけない。

悲劇だけと喜劇。

人生は残念ながらある程度生まれた環境に左右されてしまいます。金持ちなだけで上の地位にたつ人間、貧乏だからどう頑張っても追いつけない人間、格差社会で下の人間が上の人間に勝つことなんてあるのでしょうか。

ホアキンフェニックスの演技には本当に感動しました。トッドフィリップスは『ハングオーバー』シリーズで知られるコメディ監督で、トッドフィリップスがジョーカー・・・?と思ったけど、コメディを撮ってきたからこそ、ジョーカーが撮れたんだなと思います。

精神が安定してるときに観てね。

 

第1位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

レオナルドディカプリオとブラッドピットの初共演がタランティーノ作品ってこんなに最高なことあります?

159分という長い作品だけど、タランティーノ作品っぽく最後にばばばっと気持ちのいい演出をしてくれます。最高!映画観終わってケツ痛いこと以外は最高!

シャロンテート事件を基にした映画で、予備知識あった方が面白いよ(私はアホなので予備知識なしで観た)。この映画観終わってWikipediaで読んで、タランティーノ・・・!となる最高映画。

そして、タランティーノ作品らしく、タランティーノの趣味がガンガンに映画に表れています。タランティーノってまじで映画好きなんだなと感じる。ハリウッドも大好きなんだな。映画詳しければ詳しいほどタランティーノ作品って楽しめるよね。

まあ、そりゃバイオレンスなシーンはありますけど、それすらも涙出そうになるくらいでしたね、なんですかこの感覚?(ブラピのアクション大好き芸人だからその意味でも最高だった)

みんな観て。

 

邦画で一番良かったのは『殺さない彼と死なない彼女』ですかね。

 

旧作ベスト5

第5位『Mr.&Mrs. スミス』

ブラッドピットとアンジェリーナジョリーの共演です。2時間美の暴力です。

ブラピとアンジーが夫婦なんですけど、二人ともスパイなんですね、お互いに黙って。その設定だけで大興奮っすわ。お互い大きな秘密を持った夫婦ってなんか良いよね。

スパイアクション映画だから、アクションシーンたくさんあります。先述した通り、ブラピのアクション大好き芸人としては鼻息荒く大興奮しながら観てました。ブラピとアンジーが対峙してボコり合うシーンあるんですけど、史上最強の夫婦喧嘩って感じでとにかく最高です。

「これは詳細を省くが結論だけ言うとお前は死ぬ」っていうTwitterで常連の元ネタはこの映画です。

 

第4位『ドリーム』

1960年代に活躍したエリート黒人女性の話。

今の時代でさえ騒がれている女性差別、60年代なんてもっとひどいと思いませんか?そうなんです、めちゃくちゃひどかったんです。全てが白人ファースト。黒人は別棟のトイレ、黒人は水分補給さえ隠れてやる、ここら辺は衝撃でした。知っておかなければならない歴史を学ぶこともできます。

この映画で一番かっこいいのは白人の本部長です。今の世の中でさえこんな人なかなかいないぞってレベルの人間が60年代にいたと思うとすげえ。本部長みたいな人がこの世に溢れればいいのに。

高い壁に打ち勝ちたい、そんなときに観ると勇気をもらえるかもしれません。

 

第3位『ワンダー 君は太陽

これは本当にもう泣いた。

全人類が観るべき映画。当たり前のことが当たり前すぎて忘れている人がほとんどだと思う。自分の中の当たり前は全然当たり前じゃないんだと気付かせてくれた。

「人は見た目じゃない」ってよく言われるけど、これは本当のこと。私的に嫌いな人は自分の人生からシャットアウトすべきだと思うけど、いくら嫌いでもシャットアウトできない環境にいる人間がいるのが事実。うわ、コイツ苦手・・・と思っても、その人をよく見たらいいところもあるじゃない?ちゃんと知ろうともしないで嫌うのはもったいないよ。

自分ばかりが苦しくて、なんでわかってくれないんだと悩むこともあるけど、みんなの笑顔の裏にはきっと悩みがある。誰も悪くない。

とにかく泣けます。人って、いいなと思えます。暖かい気持ちになれます。

 

第2位『テルマ&ルイーズ』

男性のバディものってよくあるけど、これは女性のバディものです。テルマとルイーズという親友が旅に出るんだけど、その旅先で色々あって・・・という話。

もうね、とにかく最高なの。私が今モヤモヤしている悩みとかクソかよと思えるくらい爽快な映画。気を遣って本心を言わないより、喧嘩になってもいいから本心を伝える方がいい友達だと思わない?

映画が進むにつれてどんどん強くなっていくテルマとルイーズ。この映画は「女性」っていうことを強く押し出していて、同じ女性として女性ということに誇りを持って生きていきたいと強く思えました。私は女性に生まれてよかった。

とにかく爽快な気分になりたいときにおすすめです。

 

第1位『ノッティングヒルの恋人

もうこれは大大大好きな映画になりました。

ハリウッド女優と本屋店員という逆シンデレラストーリーなんだけど、ほんとにこういう話大好きなの。秘密の恋とか、そういうキュンキュン大好きなの。私が絶対にしないような恋を映画でしてくれると本当にキュンキュン幸せ。

ロマンたっぷりで多幸感がすごいです。

そしてそして何より私はヒューグラントが大好きなので、ヒューグラントの恋愛映画ってだけでウホウホしちゃいます。結構ヒューグラントの映画みたけど、これが一番好き。ジュリアロバーツもありえないくらい綺麗だよ。

「She」というあまりにも有名な曲はこれで有名になったみたいですね。合いすぎだもん。

とにかくキュンキュンしたいとき、幸せな気分になりたいとき、ヒューグラントを観たいとき、いつでも観てください。

 

 

ここからは私の趣味部門となります。

 

群像劇賞

ラブ・アクチュアリー

これはまあ名作ですよね。毎年12月に観ようと思いました。大好きなコリンファースとヒューグラントがでてるのもポイント高い。

 

ぶち上げ賞

ベイビー・ドライバー

車×音楽、あまりにもテンションがあがってしまう。爆音映画祭で常連のこの映画、いつか爆音で観たいです。

 

ブラピが最高で賞

ファイトクラブ

今年はブラピの映画をめちゃくちゃ観たんですけど、ファイトクラブのブラピが一番かっこよかったし、何回も言うけどブラピのアクション大好き芸人だから大興奮。話も面白いし。

 

LGBT

『プレートで朝食を』

キリアンマーフィが素晴らしい映画。どの映画でもいい演技だからこの映画でも演技が素晴らしいのはもちろんそうだけど。トランスジェンダーの男性の話で、まわりの環境に負けずに生きていくキトゥンに感動します。

 

スポーツ賞

『サウスポー』

私の大好きなジェイクギレンホールが出ているので観たんですけど、これも死ぬほど泣きました。ボクシングの話で、大事なものを失って、という話的にはありきたりだけどジェイクの演技が本当に泣かせにくる。

 

懐かしくなった賞

ポリーナ、私を踊る

昔に現代舞踊を中心としたバレエ教室に通っていたので、コンテンポラリーダンスを題材にした映画があるなんてびっくりしました。私もまた踊りたい。

 

タロンエジャトン賞

『レジェンド 狂気の美学』

タロン君大好き芸人なので、彼の出演作はほぼ観ました。トムハーディの演技が光るこの映画、トムハの恋人役で出ていました可愛かったあ

 

ゾンビ賞

ゾンビランド』『ゾンビランド:ダブルタップ』

ゾンビ映画も大好きなので色々観ましたが、結局ゾンビランド大好き。

 

 

そろそろ飽きてきたのでやめまーす!(は?)

みなさん来年もいい映画ライフを送りましょう。