2020.12 映画備忘録

劇場

 

1.『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

「愛してる」を伝えられるときに伝えられるって、当たり前じゃないんです。

当たり前が当たり前じゃないと気付かされた2020年。人間の嫌な部分がたくさん見えてしまった。でも、人間って愛で溢れている生物だと思う。感情を言葉にできるんだから。

非常に美しいアニメ。心が洗われます。そして泣けます。

 

2.『罪の声』

森永グリコ事件を基にした作品。この事件が起きた時に生きていないので、こういう実話系の映画は勉強になって好き。

少し長いんだけど、その分丁寧に作られていて、伏線回収もしっかりされていて、非常に見ごたえのある映画。「罪の声」なんです。

各々が持っている責任をどう果たすのか。

 

3.『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』

Snow Manのファンのための映画。長いし3000円もするし、スノファン以外に勧めるのは勇気いる・・・。

でもね、推しを大画面で観るって最高の経験なのよ。なんか3回も観に行ってしまった。パンフも買った。舞台挨拶のライビュも行った。なぜならファンだから。

映画ファンとしては本当に意味わからないけど、そんなこと考えて観るもんじゃねえ。頭空っぽにしてSnow Manを浴びようぜ。

 

4.『燃ゆる女の肖像』

凄く丁寧で美しくて繊細な映画。BGMがほぼないから、息とか波とか風とか意識しないと耳に入ってこないような音がこの映画ではスッと入ってくる。それがなんとも心地いい。

いわゆるLGBT映画なんだけど、そんな言葉では片付けてはいけない。18世紀フランスが舞台。女性同士の恋愛。女性が表立って活動できない時代。同性愛が許されるはずもない時代。そんな時代に出会った二人。

ラストスパートが素晴らしすぎて息をするのを忘れてしまいそうになった。ぜひ、劇場で観てほしい作品。

 

5.『劇場版ポケットモンスター ココ』

今までのポケモン映画でトップレベルでいい映画。そして今までのポケモン映画で一番泣いた。

ストーリーはいろんな映画を混ぜたような感じだから王道で間違いない。そしてこれはポケモン知らなくても楽しめる。ポケモン知ってたらもっと楽しめる。

家族の映画っていまいち苦手なんですけど、これは受け入れられた。ポケモンだからなのかな。

岡崎体育が曲提供してて、それがまた涙腺を刺激する。

 

6.『私をくいとめて』

おひとりさま満喫中のみつ子が多田くんと・・・

簡単にあらすじ書くとこんな感じ。

みつ子に感情移入しちゃう人続出だと思う。誰しもがそんな一面を持ってるはず。私も感情移入しすぎて苦しかった。

勝手にふるえてろ』の大九明子×綿矢りさの2作目、そんなん好きにきまってる。

 

 

旧作

『PK』

SFでコメディーでラブストーリーで宗教的な映画。あ、インド映画です。

こんなに要素盛りだくさんなのに上手くまとまっててすごいよ。

インド映画って明るい気持ちにさせてくれるからいいよね。

 

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

カンニング映画。頭脳を持った生徒とお金を持った生徒が手を組んでカンニングするんだけど、こんなにハラハラするとは。

人間は欲深い生き物だね。

ちなみにタイ映画。

 

『オールドガード』

シャーリーズセロンがあり得ないくらいかっこいい。私が今まで観たシャーリーズセロンで一番かっこよかった。

他では見たことない設定のアクション映画。ストーリーもしっかりしていて、楽しい。

続編があるなら観たい。

 

素晴らしき哉、人生!

クリスマスに観た。

人生嫌になることたっくさんあるけど、生きてるだけでいいんだよ。生きてればいいことある。